ペット保険の市場拡大から紐解く誰得銘柄Best3!!
ペット保険の市場が拡大しているとのニュースが報じられました。取り扱っている損保会社は4社、少額短期保険会社は10社とのことです。加入数は右肩上がりで増えてはいるものの、犬猫の飼育数と比べてみると、加入率はまだ4~5%です。まだまだこれからの需要は見込めるようですが、それに伴って得する人は誰なのか、推測していきたいと思います。
ペット保険の普及によって、医療行為を受けることにより犬猫の高齢化は明らかです。それに伴って高齢の犬猫に適するペットフードも求められると考えられます。その点においてアドバンテージを持つ会社を挙げてみます。
【2831】 はごろもフーズ
ペットフードにおける最大手です。様々な需要に応えるペットフードの種類の豊富さに強みを持ちます。特に猫用の食品のレパートリーの多さは、他社の追随を許さないものがあります。
【2002】 日清製粉グループ本社
株式会社ビィ・エス・ティを販売代理店に持ちます。愛犬の健康をモットーに、ドッグフードやスナック、ボディケアといったグッズに至るまでの商品ラインナップを特徴としています。
【7427】 エコートレーディング
ペットフードや用品の卸最大手となります。ペットビジネスの専門学校を持つことも特徴となります。
ペットにも人間と同じように介護なども必要となってきます。そのようなペットケアに関する会社も、これから有望視できるものです。
【8113】 ユニチャーム
ペットケア用品においては最大手となります。超高齢の猫向けペットフードも扱っています。
【2733】 あらた
子会社にペット関連商品の卸における業界トップとなるジャペルを有しています。
【6039】 日本動物高度医療センター
犬猫に向けた高度医療を行っています。2次診療専門動物病院となります。
ペット保険の普及に伴う形で、ペットの医薬品もこれからさらに必要とされるのは明白です。
【2734】 サーラコーポレーション
ペットのヘルスケア事業を展開し、動物用医薬品を販売しています。
【4506】 大日本住友製薬
ペット向けの再生医療薬の開発を行っています。
【4563】 アンジェスMG
動物用の医薬品を開発している会社です。高血圧DNAワクチンを犬の慢性心不全に応用しています。
ペットの高齢化に伴うサービス提供は今後さらに拡大することが見込めます。その点に注目すると、得する人は誰なのかが見えてくるようのではないでしょうか。