『不動産テック』から紐解く誰得銘柄
こんばんわ。KENです。
最近、一段と寒くなってきましたね。
去年のこの時期は人生初のインフルエンザを体験して、死ぬ思いをしたので、今年は早めの予防接種をと考えています。
さて、今日の日経平均は193円高の19698円でした。
米国株高や円安を背景に、日経平均は反発。一時上昇幅は300円超となりましたが、全体的にワンパンチ足りない印象は否めず、商いは10月20日以来の低水準となりました。
そんな中で僕が目をつけてる誰得銘柄をご紹介
不動産テックという言葉をご存知でしょうか?
不動産取引とテクノロジーを融合させたサービスを意味する言葉ですが、現在多くのベンチャー企業がネットサービスなどの技術を活用して不動産取引の支援サービスを開始しています。その中でも注目の銘柄を取り上げてみます。
ソニー不動産と組んで「おうちダイレクト」を共同開発しています。これはマンションの売却を希望する所有者と購入希望者とのマッチングを行うサービス提供を行うものです。これまでのような仲介手数料が不要となることで注目されています。
株価の推移
現在500円ほどで推移していますが、理論値も520円ほどと若干割安となります。この半年のチャートでは75日移動平均線が下げる中で25日移動平均線が上抜け、日足も25日平均線を支持線として上昇していることがわかります。信用倍率も下げ続けているので、信用売りの買い戻し圧力により今後のさらなる上昇も見込めます。
「LIMIA」と呼ばれるネットサービスで住宅情報をマッチングする新しいスタイルを確立しています。リフォームなどにも対応し、住宅メーカーや建築施工業者、デザイナーなどと情報交換を行うことが可能となります。
株価の推移
600円ほどで推移しています。長く株価は下落していますが、25日移動平均線が75日移動平均線を上抜けたところです。日足が今後、25日移動平均線を支持線として上昇を続けるかがポイントとなります。けれども信用倍率が増えていることから、すでに値上がりを期待した信用買いが積み上がっていることが気になるところです。理論株価も570円なので、まだ調整局面にあるとも判断できます。
グループ会社のSMBCベンチャーキャピタルが資金提供するベンチャー企業「イタンジ」が、不動産の成約価格を推定する資産運用システムを開発しています。この技術が不動産マッチングサービスに活用される可能性も考えられます。
株価の推移
75日移動平均線は下げ続けていて、25日移動平均線が上抜けたところですが、日足は支持線としていた25日移動平均線を割り込んだところです。現在4700円ほどですが、理論株価は6000円なので、かなり割安と見られます。ただし信用倍率はすでにかなり高い水準にあるので、今後はその決済売り圧力も予測されます。
不動産業界にもIT技術が活用されるようになり、新しい市場も誕生しつつあります。今後はイタンジのようにマッチングを効率化させるシステムが開発されることも予想できます。