KENの誰得株ブログ!

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ロボット精子から紐解く誰得銘柄

安倍政権は15年度補正予算に不妊治療の助成範囲と拡大を盛り込んだ』

 

こんにちは。KENです。

補正予算成立により不妊治療の助成が手厚くなるという事で、今後関連銘柄への恩恵も大きくなりそうです。また、ドイツの研究グループが『精子ロボット』と呼ばれる超小型ロボットを考案したというニュースを見ました。

精子ロボットとは、素早くかつ効果的に泳げるよう精子をアシストするものであり、動画を見て頂ければ分かる通り、半ば強制的に精子を活動状態にさせます(ちょっと怖い…

アメリカの生殖医学会の報告によれば不妊の原因は精子に元気がなくて卵子まで辿りつけないのが主な原因の一つなようで、こちらも今後、不妊治療の新たな形になるかもしれません。

上記を踏まえて本日は不妊治療から紐解く誰得銘柄をご紹介したいと思います。

 

 

第3位 【4554】 富士製薬工業

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同社は月経困難症や不妊症の治療薬に力を入れており、女性医療分野の売り上げは全体の3割程度ながら、売上高は年々伸びているとのこと。

 

■株価の動きと銘柄診断

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15年9月期の連結経常利益は前の期比3.1%の30.9億円でしたが、16年9月期は前期比10.7%の34.3億円に拡大する見通し。アナリストの業績予想コンセンサスは25.8%増益の3900百万円で、会社予想3430百万円に対し強気の予想となっています。

 

ここ1週間の大きな変化はなく、3ヶ月間では13.3%下降。

業績内で比較した同社増益率の水準は、平均を55%下回っており、今期予想PERは同業種の平均よりも低めの水準となっています。

 

第2位 【4514】 あすか製薬

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同社は経口避妊薬(低用量ピル)や、緊急避妊薬、更年期障害治療のためのホルモン剤などをつくっている製薬メーカーで2016年をめどに不妊治療薬に参入すると発表。

 

■現在の株価の値動き

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第1位 【2369】 メディビックグループ

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同社は『再生医療技術を用いた不妊・繁殖障害の改善』に関する特許を出願していることからも、補正予算成立は追い風

 

■株価の値動きと銘柄診断

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15年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結最終損益は4億7700万円の赤字(前年同期は3億9300万円の赤字)と赤字幅が拡大。併せて通気の同損益を従来予想の2億5600万円の赤字→6億4400万円の赤字(前期は3億5600万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなりました。決算に期待が持てない以上、やはり鍵となるのは今回の補正予算成立からの動きでしょう。